明らかに両想いなのに長いことつかず離れずだった幼馴染と、ついに一線を越える話
案内人:朱音(大人の恋愛小説の棚)
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タイトルを読んだ瞬間に、少し胸がざわりとした。「明らかに両想いなのに」——その先に続く長い時間のことを、想像してしまったから。
気持ちがわかっている。相手もわかっている。それでも動かなかった。この停滞は、怠慢ではなくてたぶん、大切さの証拠だ。壊したくないから、今の関係を失いたくないから、一歩が踏み出せない。幼馴染という関係の厄介さは、近すぎて距離をはかれなくなるところにある。
だから「ついに一線を越える」という言葉が持つ重みは、読む前からもうある。これは衝動で動いた話ではなくて、長く積み上げてきたものが、ある日の温度でとうとう動いた話なのだと思う。
評価は5.00だが、まだ1件のみ。作品の強さを断言するには少ない。ただ、関係性の入口としてのタイトルの誠実さは、本物に感じた。
向いている人:恋愛における「ようやく」の瞬間に弱い人。焦れったい関係の蓄積と、それが解けるときの静かな解放感を大事に読みたい人。
少し注意:レビュー件数がまだ1件のため、評価の信頼度はこれから。R18ノベルのため官能描写が中心で、関係性の描写の比重は試し読みで確認を。
その「ようやく」の温度は、試し読みで自分の目で確かめてみてください。
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