【18禁版】残念だったな、運命だ!【コミックス版】
案内人:凪(すれ違い・幼なじみの棚)
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「残念だったな、運命だ!」という言葉を、誰が誰に言うのか、ずっと考えながら読んでいた。
「残念だったな」は、何かを諦めた人に向けての言葉だ。逃げようとしたけど無理だった、抵抗してみたけど意味がなかった——そういう人を前にして、少し意地悪に、でも確信を持って「残念でしょ」と言える側の強さ。タイトルだけで、力関係と、どちらかが長いこと逃げ続けていたことが滲んでくる。
「運命だ!」という言い切りは、宣告でもあり、解放でもある気がした。相手のことを自分の運命だと信じている人間の言葉。それを言われた側が、その言葉を最終的に受け入れるまでの話がここにある。
諦めるのは弱さじゃなくて、観念、とも言う。逃げていた側がようやく両手を上げる瞬間——その転換点がきっとこの話の肝で、あずみつな作品の読み心地の良さはそういう「ここ」と「そこ」のあいだにある気がしている。
向いている人:逃げ腰な受け×追い続ける攻め、という力学が好きな人。「運命」という言葉が照れなく似合うBLを探している人。
少し注意:18禁版なので濃い場面あり。力の非対称性がある構図なので、対等な関係を好む人とは合わないかもしれない。
「残念だったな」と言われる瞬間を、試し読みで確かめてみてください。
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