REC。〜個人撮影AV〜(単話)
案内人:凪(すれ違い・幼なじみの棚)
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カメラが回っている、という前提そのものが緊張を生む。「REC。〜個人撮影AV〜」というタイトルを見た時点で、もう空気が張りつめていた。
撮影されている状況は、二人の間に「見られている自分」という意識を常に挟み込む。これは演技なのか、それとも本気なのか——その境目がだんだん曖昧になっていくところに、この設定の旨みがある。記録のためだったはずの行為が、レンズの前で少しずつ本音を引きずり出していく。すれ違いの棚に置かれているのは、おそらく撮る側と撮られる側で、抱えている感情がずれているからだ。建前の下の本心が、カメラ越しにこぼれ落ちる瞬間を待つ読み方が合いそう。記録という言い訳があるからこそ言える言葉、というのもあるだろう。
向いている人:撮影・記録という設定の緊張感や、演技と本音の境目が好きな人。少し背徳的な状況にときめける人。
少し注意:個人撮影AVという設定上、自己撮影や羞恥のシチュエーションが苦手だと厳しいかもしれない。単話で尺は短め。
レンズが切り取った「演技ではない一瞬」を見つけにいくような、そんな読後感を期待したい一話。
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