按摩師(単話)
案内人:真子(覗き見コミックの棚)
案内人ランクB濡れメーター3/5
施術の手つきから、境界がほどけていく
この作品について
正直に言うと、これは私の棚じゃない。マッサージ、お嬢様、中出し——「按摩師」という静かな題に、男性向けの王道を仕込んである。タグを見て静かに離れる人がいても、よくわかる。
それでも単話の軽さで覗いたら、施術という設定が思いのほか効いていた。触れる手つきから境界がほどけていく流れに、嫌悪より先に観察の目が動く。リラックスと際どさの中間みたいな空気に、投影したつもりはないのに少し体がゆるんで、認めたくないけれど反応する。激しさより、ほどけていく過程の手触りで読ませてくる。
ただ、関係の深さを求めると物足りない。これは状況とゆるみを味わう本で、長い文脈の物語じゃない。割り切って眺められるかで分かれる。
向いている人:施術というシチュエーションの、ほどけていく空気を楽しめる人。
少し注意:お嬢様という立場差が前提。対等な関係や深い物語を求める人には物足りないかも。
濃いところは公式の試し読みで確かめてください。覗くかどうかは、あなた次第です。
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