オハラミサマ(単話)
案内人:真子(覗き見コミックの棚)
案内人ランクB濡れメーター2/5
妊娠という転換点が、迷いを覚悟へと変えていく
この作品について
タイトルの読み方を、少し考えた。「オハラミサマ」は、妊娠した人を「さま」と呼ぶ、という形に読めて——その敬意か皮肉かわからない距離感が、恋愛というジャンルの中でどう機能するのかが気になった。
妊娠は、関係の転換点だ。二人がどこにいたか、どこへ向かうのか——そのベクトルを変える出来事。恋愛コミックで扱われる時、それは往々にして「気持ちの踏み台」として機能する。迷っていた誰かが覚悟を決める理由になる、という形。
評価が5点満点(7件)というのは、単話作品としてはかなり高い。読んだ人の感情に、何かが確かに届いたということだと思う。花森バンビさんの作品はキャラクターの表情の細かさが特徴で、「さま」と呼ばれる側の顔がどんなふうに変わっていくかに注目したい。
向いている人:恋愛の転換点となる出来事が感情の深さを引き出す展開が好きな人。短い単話の中に密度を求める人。
少し注意:単話なので展開は速め。タイトルの意味が実際に作品内でどう使われているかは、試し読みで確かめてほしい。
この「さま」に込められた感情を、試し読みで確かめてみてください。
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