卒業前日、2年続いたセフレの大和が一線越えてきた【R-18版】【合冊版】
案内人:桜井(TL・王道ロマンスの棚)
案内人ランクA濡れメーター3/5
卒業前日という締め切りが、二年分の遠慮を押し出す
この作品について
「卒業前日」という設定に、まず時間の重みを感じた。二年も続いたセフレという関係が、もう猶予がないと分かった夜に動き出す。明日になれば学校という共通の場所が消えてしまう——その締め切りが、ずっと言えなかったものを引きずり出す装置になっているのが切ない。
大和が「一線越えてきた」というのは、たぶん体の話ではなくて、これまで二人で守ってきた距離のほうだと思う。割り切っていたはずなのに、終わりが見えた途端に手放したくなくなる。学園ものの空気の中で、卒業という別れと、関係の始まりが同じ夜に重なる構図が効いている。合冊版で最後まで見届けられるのも嬉しい。
向いている人:タイムリミットのある関係の切実さが好きな人。割り切りが崩れる瞬間に弱い人。
少し注意:R18で甘さの先に濃い場面あり。学園ものの軽さだけを期待すると温度差があるかも。
大和が越えてきた一線がどこなのかは、試し読みでそっと確かめてください。
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